家族葬 どこまで参列

家族葬 どこまで参列 葬儀に関連
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葬儀社によく頂く質問ですが、絶対的な決まりはありません、

答えは”ご遺族が決めるべき事”です。

親族や知人などの第三者で勝手に判断するのではなく

あくまでご遺族の意志に従うことが正解だと思います

細かくなりますが民法上には家族の定義はなく、辞書を引くと

”夫婦その血縁関係者を中心に構成され、共同生活の単位となる集団”

要は ”一緒に住んでいる事” が家族の定義の一つとなります

しかし一緒に住んでいなくとも独立して世帯を持っている実の子供

や孫も家族と考えるのが一般的ではないでしょうか

社会通念上の家族は

祖父母・両親・兄弟・孫など ”2親等以内” と考える事が多いように思われます

しかし多くのご遺族は家族葬=親戚も呼ぶと考えている事が多く

”家族葬というより 親戚葬” とでもいうべき方が主流です

でもそれは”当たり前ではありませんので”ご注意下さい

〇〇さんの葬儀では家族葬だったが叔父が来ていた!

□□さんの葬儀では家族葬だが従兄弟の連れ合いもきていた!

どちらもご遺族の望まれた事なら正解なのです

そもそも家族葬の概念が曖昧なものですので家族毎に呼ぶ範囲が違うものなのです

家族葬=親戚葬となっている現状 勝手にあれこれと判断せずに

行って良いのか悩むくらいの関係ならば

きちんとご遺族に了解を取る事が大人のマナーなのではないでしょうか?

最後に 親族<親戚も違いますのでこれを機に調べてみてはいかがでしょうか?

親族でもなく親戚であれば、あまりでしゃばらない方が良いと思いますよ

過去650件ほどのご葬儀を施行担当させて頂いた経験&

厚生労働省認定試験・葬祭ディレクター1級の立場から

家族葬について語らせて頂きました