昨今、1ドル150円を超え、電気代という生活インフラさえも値上げの波が押し寄せている激動の時代、葬儀代の値上げも避けては通れない事実となりそうです。そもそも1ドル130円を想定して値付けをしていましたので130円が150円になった以上、棺や骨壷、生花など必要資材の殆どを輸入品に頼っている業界。10%〜20%以上の値上げは避けされない状況でしょう。個人的には岸田政権&日銀が145円で為替介入した時にはようやく円安も落ち着くかと思いましたが、積立高の2%程度しか売却していなかった為、焼け石に水。瞬く間に市場の失望は1ドル・150円越えという、かつてない水準まで行ってしまいました。 政府の判断を見る限り145円〜150円までは容認するつもりと判断されたのでしょう。
色々書きましたが、要は全ての業界で最低10%〜の値上げは必然だと思われます。10%の値上げ、単純に消費税10%が20%にされたようなものです。ただただ値上げするだけで従業員の待遇改善はされない耐え忍ぶ時期、が続くのでしょう。これまでの生活水準を維持することは難しい時代に入りました、葬儀という誰しもが必ずいつかは利用する業界、これまで以上に低価格で簡素な葬儀が必要とされると予想されますので、当社としてはこの値上げのピンチに、”家族だけのお葬式”を旗印に、選ばれる葬儀社を目指して。お葬式は簡素にやるべきという風潮を作れるように精進して参ります。